岡山県笠岡にて声明講習会の講師に呼んでいただきました。
市内の大仙院では毎年流水潅頂が行われていますが、以前は金胎隔年で修行されていたとのこと。近年は専ら金剛界立になっており、これを機に胎蔵界を復活させたいとの御意向で、胎蔵界唱礼の講習を致しました。
御当地は葦原寂照師、大山公淳師、岩原諦信師等の声明の大家と云われる方々に縁の地でもあります。
備中声明と云われ伝わっているものを受け継いでいきたいとのことでした。
-MEMO-
・角から商に下がる時にイロを用いる。
・その場合前の仮名を少し持ってから三つほどイロをつける。
・略地下もほぼ同じタイミング。
・羽宮の博士(長恵の説)は大きく上がる。(誓願修習の如し)
・助音は頭がほぼ唱え終わってから付く。

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