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2025/04/04(Fri)18:20
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2015/05/20(Wed)21:49
今年の涅槃会之会は少し時期が遅くなりましたが、京都の千本釈迦堂にて修行させて頂きました。
「千本の釈迦念仏」は徒然草にも登場してつとに有名ですが、この大報恩寺は元々は奥州平泉の系統である義空上人の開基であり天台宗の寺であったものが、江戸時代に幕府の施策によって真言宗(智山派)に改宗されたとのことです。御住職の話によれば兼好法師の耳にされた念仏は大原声明千本式といわれるものでこちらには残っておらず、改宗以降は智積院の式によって遺教経会が行われているとのことでした。またこのお寺は代々智積院能化の隠居寺でもあり、先々々代住職の瑜伽教如師により新義版の四座講式が刊行された所でもあります。
今年は明恵上人が四座講式を著し高山寺で涅槃会を行われてからちょうど八百年とのことで、特に新井弘順先生の発願により四座講を行いました。当会で四座講を行ったのは第一回目の高山寺以来で、朝9時に入堂して夕方まで8時間に及ぶ長座となりました。また今回の会所については、添野智譲先生が本年度の御修法大行事をお勤めになった砌りに事務局の菊入僧正との御縁があり、来させて頂けることとなりました。有り難いことです。
本堂は洛中最古の木造建築ということで国宝に指定されています。間口五間奥行き六間あり想像していたより大きく立派な建物でした。応仁の乱の戦火による刀傷や槍の痕が残されていますが、他はそれほど痛んでいるようにも見えません。百年に一度は解体修理して大切に保存されているそうです。
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