法会具現絵巻第5回
高野山の声明 〈修正会〉
2月23日 大阪 いずみホール
「修正会」は「しゅしょうえ」と読み、勅願寺等で正月に行われる法会の意味です。年頭に今迄の罪を懺悔して、世界の安全、一年の幸福を祈る儀式です。
声明(しょうみょう)とは、伝統的な仏教の儀式音楽(声楽)のことで、要するにお経に節の付いたようなものです。
真言宗の声明は弘法大師が唐(中国)から伝えたものとされ、師匠から弟子へと口伝えに1000年以上も伝承されてきました。
おそらくは日本風に変化してしまっているのですが、考えてみれば現在行われている多くの伝統音楽(能・謡曲・長唄等)のルーツはこの声明であると云われており、日本伝統音楽の元祖であるということもできるでしょう。
昨年度の「理趣三昧」公演に引き続き、本年も大阪城公園横の「いずみホール」にて単独公演を行います。
各方面より注目は戴いているのですが、スポンサーも無いので手弁当でなかなか苦辛しております。
是非一人でも多くの御来場をお待ちいたしております。
詳しい内容は下記HPから御覧下さい。
http://www.tajimadaibutsu.jp/event/2008osaka.htm
NPO法人サンガ
http://www.samgha.jp/ 
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