国立文楽劇場開場25周年記念の特別企画公演として「天王寺舞楽と高野山の声明」が上演され、中曲理趣経の頭を勤めさせていただきました。
雅楽と声明どちらも奈良・平安の昔より継承される日本音楽の源流として現代に伝わっています。
初めて間近で接した舞楽は、想像していたよりもずっと迫力のあるものでした。また立ち居振る舞いなどにも共通点を感じました。
往古にはこれら舞楽と声明(職衆)が一緒になって曼荼羅供などの法会が勤められていたことでしょう。
一階の展示室では舞楽の衣装や声明の楽譜も展示されていました。


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